Marie Louise / めぐるつきひに【CD】〝京都 to 東京〟
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クラシックの作曲家が五線譜に世界の営みを細密に表現するように、バンドサウンドで心象風景と森羅万象を描く試みを10代の頃から志し活動10年目にしてオルタナ/インディロック・オーケストラとでもいうべき壮大なロックサウンドにたどり着いたMarie Louise。
フィードバックやファズギターが唸るノイズとスロウコアとも近似するうら悲しいギターサウンドの対比。そんな路上から生まれくる身体性と迫真さ、生々しさを形にするための演奏でバンドをアートや文学の領域にまで高めるチャレンジは欧米ならsonic youthやradio headやsunny day real estateの歩みを彷彿とさせる。
し、Marie Louiseメンバー本人も影響を公言し本作のモチーフとなっているだろうbloodthirsty butchersがハードコアパンクを出自に追求した荒々しくて透明感のある美しさも受け継ぐ真の意味でのオルタナティブ・ロック絵巻である本作。
巡る四季は過ぎ去り戻らない時の移ろいでもあり、またやってくる芽吹きの訪れという再生への兆しということ。だからなのかとても哀しくやるせないメロディと歌声に希望と温りが確固として宿る。
Gt/Vo湧氏の歌と詞を随想としても、吟遊詩人としても、メッセンジャーとしてもアジテーターとしても受け取ることができるとても豊潤なボーカル・アルバム(トムヨークが超実験挑戦音楽を発表する時でも歌声で全てを結びつける力学。それと同質なレディへ感に没入してしまう感覚、、、!)としても心に刻まれる作品です!
01. 1月まっている
02. 2月はたたかい
03. 3月はようすをみる
04. 4月はすをつくり
05. 5月にあいし
06. 6月はそだてる
07. 7月はたのしむ
08. 8月はかくれる
09. 9月はかりをして
10. 10月たくわえる
11. 11月はもうさむい
12. 12月わたしはゆめをみる
