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THPY / 1st EP『dress』※CD-R : パッチ付5カラー仕様(カラーはランダムとなります)
¥1,000
THPY 1st EP『dress』 1.白紙(hakushi) 2.wearingdress 3.eien ha nai 4.雨と肌(ame to hada) recording&mixing at studio REIMEI artwork: miyake aya 2025.03.15 release THPY(読み: セラピー) 活動開始: 2023年 / 拠点: 東京 メンバー: * Vo: wearingdress * Gt: sadatoshi * Gt: hashimoto rio(2024年加入、dressレコーディング時不在) * Ba: kimpilla * Dr: hamachi 各メンバーの別の所属バンド wearingdress(特になし、個人として都内でDJ、ブッキングなど) sadatoshi(slumberlandなど) hashimoto rio(夜に駆ける) kimpilla(SWEETYなど) hamachi(花園distanceなど) サウンド: パワーバイオレンスを基盤に、ノイズやオルタナの要素を取り入れた、暴力的でカオティックなサウンド。 ただ、その中には妙な爽やかさや繊細さも潜んでいる。ハードコア・パンクの文脈にいながらも、独自の質感を持つ。リスナーによって解釈が分かれる、異質な衝動を持ったバンド。 影響を受けたバンド: PUNCH、SOUL GLO、turnstile、perfect pussy 共演・交流のあるバンド: 高倉健、NEGATIVE SUN、baduerykah、penisboys、Shapeshifter、limited express (has gone?) バンド名の由来: JAW BREAKER『24 hour revenge therapy』から 出演イベント例: * METEONIGHT2024 * Silicone Prairie × M.A.Z.E. Japan tour 2023 * Power Violence Yokohama
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片岡フグリ / 『JuNan』(PTK-009) CD+BOOK
¥1,650
その端正な声と耽美的で闇のある世界が背筋が凍るように美しい、孤高のアコギ弾き語りシンガー片岡君がバンドサウンドで指揮を振るうとは、、、 彼が思春期にピュアに焦がれたストロークスやリバティーンズ直系の、胸を締め付け絡み合うインディーギターサウンドと艶めかしくエフェティクブな音像が眼前に浮かび上がる全開の超・意欲作です!付属のジンも必見。2023年リリース。 トラックリスト 1.間に合わない僕ら 2.ザ ・サークル 3.プラットフォーム 4.本当に好きだったひと 5.魔王 ▼プロフィール 1990 年 4 月 6 日産まれ。兵庫県西脇市出身。多摩美術大学卒業。 東京在住の歌手・シンガーソングライター。2012 年より活動を開始。ELEPH/ANT(元 ELEPHANT NOIZ KASHIMASHI)の主宰/リーダーでもあり、 デザイナーとして、音楽・アート関連のフライヤーや CD ジャケットのデザインなども数多く手がける。 歌手活動では、「間のある歌モノ、片岡フグリ」と銘打ち、声とギター、そして空間の全てを演奏する。2023年、初のバンド録音の新作『JuNan』リリースに伴い、バンドを結成。
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aoni/DRAMA(CD+ジン)
¥1,320
東京のオルタナティブロックバンド"aoni"の2曲入りシングルCDは小説家・太田靖久氏書き下ろし小説とレーベルオーナー・芹澤希実氏のライナーノーツも付属する渾身のプレミアム感あふれる作品! MVで発表された1曲目"DRAMA"で響かせる不穏でヘヴィなギターリフにこもる気迫。止まることなく突き進み刻むビートに乗り吐き出される「何もない」「誰も信じていない」という一見厭世的なリリック。しかしネガな感情を反転させ未来に突き進むポジな原動力へと変える力を持つ楽曲の圧倒的な力強さから、メンバーが一丸となり音楽を心から信じるアティチュードを感じることができるはずです。 不条理が横行する街の影に飲み込まれないよう、心の中に自分なりの指標を持つ。 人の営みの中で拠り所になるのが文化や芸術だとして、あなたがもし音楽に支えを求めるならaoniがドロップしたこの最新作は2022年の2月現在に高らかに響き感情の奥底に楔となるはずです。 発売日:2022年2月9日(水) 価格:1,200円(税抜) 品番:FTPS-072 収録曲:01.DRAMA 02.telepathy ※メンバーによる手刷りジャケットの為、印刷に個体差がございます。 - レーベルインフォ - ~2000年代下北沢の残像的で在りながら、時代を駆けぬける新世代の一角。今作は彼らが拠点とする下北沢ERAにて一発録りされた。その躍動とクオリティの高さで、ライヴ感を徹底的に詰め込んだ。掴まれるメロディを軸に、個々の拘りを感じるセンスの溢れたフレーズ群はポスト・ハードコアとのシンパシーを感じ取れるだろう。1曲目DRAMAの終盤では、オルタナティヴ・ロックを体現。ASIAN KUNG-FU GENERATION、NUMBERGIRL、LOSTAGE、ART-SCHOOL、Stereo Fabrication of Youthといった90年以降のギターロックに執着し、その回答を求めるのであれば彼らを知ってほしい。今作は初流通の作品となる。~
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MIRROR 2nd album "VOICES"(CD)※特典 : 30p ZINE & DLコード
¥2,970
SOLD OUT
今(2024年現在)から20年ほど前。0年代前半の頃。 国内インストポストロック最高峰toeが下北沢や新宿のライブハウスでエモ/ポストハードコアシーンで活躍していた頃、そのネクストジェネレーションとして台頭しやはり国内アンダーグラウンドインストポストロックのレジェンド的存在のMIRROR。 鋼の弦をぶっ叩き鳴らす極骨太なキメとエモーショナルなアルペジオ、その鈍い輝きと哀切のハーモニーを堪能してほしい! 特典の30pブックレット仕様の超豪華装丁ZINEには、 ・全曲セルフライナー ・使用機材紹介 ・各楽曲のチューニング一覧 ・レコーディングエンジニアの手記 ・各メンバーのバンド遍歴・変遷を図案化したファミリーツリー などなど特濃な内容となっています! ※200枚限定の12inchバイナルは店頭のみで販売!なくなり次第終了となります。ご予約は承っておりません。何卒ご了承下さい。 □SNS https://x.com/MIRROR_JP_2007 https://www.instagram.com/mirror_jpn2007 ■レーベルインフォ 東京の老舗インストバンドによる17年振りの2ndアルバムが発売決定! クラシカルでアクロバティックなギターライン、それにメロディアスなベースラインとタイトなキットが重なったシンプルなバンド編成ながら、スリリングな曲構成を展開する東京発の老舗ポストロックバンド。 別名体育会系インストバンド。本作は2016年以降8年振りの作品として、またアルバムとしては17年振りの2nd ALBUMとなる。 本作は7インチEPサイズの曲解説を含めた往年のファンジン仕様 特殊ジャケットCDにDLコード付。そして200枚限定の12インチアナログレコードもリリース! 卓越したテクニックとエモーショナルでファニーなライブも必見!リリース後は要チェックです! レコーディングとミックスはメンバーのモリケンシロウが担当。マスタリングは数々のDC作品でお馴染みのTJ.Lippleが担当。 ZINEを含めたアートワークは、黎明期から共にシーンを歩んで来たNSSGの町田宗弘が担当した。 2024年11月16日(土)下北沢ERA w/Rupurizu, ユウレカ 2024年12月21日(土)下北沢ERA (DAY TIME) w/ATATA ※2025年からリリースツアーも開催!
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mamariri / dear past me(CD)
¥2,500
「mamariri」は2018年秋に活動休止したスロウコアミーツエモリバイバル・トリオ、"dear student"のギターボーカル&コンポーザーであるmamariri氏のソロプロジェクト。 2022年暮れにリリースしたジン+ダウンロード作品フルアルバム"My Life as a Mother"(ナイスパディストロでも好評発売中!)から1年という短いスパンで再び2nd アルバムを届けてくれました! サポートに吉祥寺トリプルギタービューティフルエモバンド"HILLMYNAH"やI have a hurt/NOUGATのメンバーを向かえ、CrairoやStella Donnellyを彷彿とさせるローファイで優しい隙間のあるバンドサウンドに、ポストハードコアやスロウコアを経由した陰のあるギターワークのミクスチャーがとてもクール。 アメリカ・ヨーロッパ・アジアの現行インディサウンドのどれとも違う、かつ2024年東京の最新サウンドといいたい極上のポップサウンド。 ダークなのにキャッチー。しっとりしてダンサブル。シリアスなのにドリーミー、、、このフィーリング。私にはGorillazにも通ずる知性と心地よさがめちゃくちゃツボでした! 人に言えない内面を抱える苦しさとか、自分と他者との間にある境界の悩ましさとか。誰しもにあてはまるし哲学的な問いでもある人生の機微を、軽やかでキャッチーなインディポップとして表現する本作。あなたの日々の生活に溶け込むBGMとなるでしょう!(バスに乗ってひとり、流れる春の車窓を眺めながら聴くのも気持ちよさそうです!) https://linktr.ee/mamariri ▼好評発売中!1st album mamariri / My Life as a Mother ※Not CD(booklet with download code & self liner notes) https://9spices.thebase.in/items/70320790
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〝静岡〟herpiano / Three(CD)
¥2,530
SOLD OUT
herpiano /Three 静岡県の男女ツインボーカル・3ピースインディロックバンドのフルアルバムは、ゆったりとトランスペアレントでエモなストロークに柔らかいコーラスワークが心地よい。 明日への不安と希望。穏やかな生活の中でも失くせない情熱を優しく楽しくバンドで表現するフィーリングが日本ではtoddle、USならThe Breedersのよう! そしてジャパニーズオルタナティブの真骨頂ともいえる、牧歌的なのんびり感とサッドでシリアスな情緒の同居が胸をずきずきさせる。 特典のしおりやハゼ(?)のシールもかわいい名盤です!
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〝新潟〟sigh / out focus(CD)※特典:ZINE付属
¥1,200
SOLD OUT
【新潟発4ピースロックバンド”sigh(” サイ)】 - band profile - L▷R(3枚目アーティスト写真) Gt : dai sasaki vo/ba : Kanami sakai Gt/cho : yoshitake teraguchi Dr : yoshihiro obara 2023年より遡ること15年前頃、新潟を拠点に全国のエモ/ポストロック/ポストハードコアのアンダーグラウンドシーンで活躍した"midnight parade"のメンバー高橋氏が主宰するレーベル「TEN-TWENTY RECORDS」より初のフィジカルをリリースした"sigh"。 シューゲイズ/ドリームポップバンドが霧深く漂う情景を表現するために欠かせないリバーブギター。 sighもまたリバービーなギターサウンドを全面に展開するがその音像は地平線から昇る朝焼けのように、まばゆく差し込む光が空を紫から青へ塗り変えていく力強い輝きを表現している。 それはスリリングにテクニカルに絡むツインギター(リバイバルエモのツインクルさというよりも、90年代後半のポストハードコア経由のエモバンド"Faraquet"や"Braid"といったアグレッシブに突き刺すようなプレイ!)が織りなす情熱的なリフワークや、Basementなどの10年代オルタナリバイバルバンドにも通じる分厚いベースラインとラウドなビートからも一貫して感じ取れるはず。 Vo/Baさかい氏がフィードバック全開のウォールオブギターと共に、芯の強さと少しの寂しさを含む声が歌う日々のすれ違いや葛藤。「水面」「朝」「鏡」「カーテン」そして「夕焼け」といった光のグラデーションを言葉に託した伸びやかなメロディーと相まって、胸の内に抱える悩みを転換しタフなサウンドをより高く導いていくポジティブさにとても眩しい魅力があります。 メンバー全員が共通してフェイバリットにあげる、cinemastaffが先駆者ともいえるエモ/ポストハードコア/ポストロックを昇華したジャパニーズギターロック。 故郷の新潟でピュアにその背中を追いかけているsighもまた、バンドサウンドへの情熱をこれから日本各地のライブハウスで体現していくでしょう!! - sigh / out focus - Track-List 1.dawning 2.fog 3.解ける 4.息してる? 5.夕景 ▼sigh 「dawning」 Music Video https://www.youtube.com/watch?v=IWVjUggV3E4 ▼Xアカウント https://twitter.com/sigh_niigata 【レーベルインフォ】 2019年新潟市にて結成、若さがある中でも新潟で突出したライブパフォーマンスと楽曲クオリティが話題の注目バンド「sigh(サイ)」。そんな彼らを地元で15年ディストロを運営するTEN-TWENTY DISTROがフックアップし、当レーベル「TEN-TWENTY RECORDS」より満を時しての1st mini albumリリース。 女性Vo/Ba さかいの浮遊するクールな歌唱、それに対して熱を帯びたツインギター大と寺口が陰影をつけるように様々な色彩感や空気感を表現。往年のオルタナティブロックやシューゲイザーサウンドのエレメンツを多大に吸収しながら、音数やフレージングなど非常に細部に拘っており、無造作に言葉や音で埋め尽くすような楽曲展開では無いところがスッと聞き手に入って、自然とメロディやフレーズが心に残響する。 Erase The PeriodのBa金子氏は「オルタナ感を増したスーパーカー」と言い得て妙な表現をしていたが、一概に言えないサウンドは各メンバーの音楽的影響下も多岐に渡っている部分であり、この先も更なる可能性を秘めたバンド。 今作はエンジニアも務めるGt 大がレコーディング・ミックス作業を行い、マスタリングはcinema staffなど手掛けるEndhits STUDIOの「上條"KJ"雄次」氏に依頼。
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Eupholks / hua(yan) ※CD+リゾグラフ紙A4サイズポスター
¥1,650
変幻自在・奇妙でサイケデリックでエクスペリメンタルなソロシンガーEupholksが今作で魅せるモードはめちゃゴージャスなファンク・オーケストラともいえるスペクタクルな一大ダンス絵巻! シンフォニックなシンセアレンジに覚醒感きわまるビートの音色でずぶずぶ浸れること間違いなし。 まるでHiatus Kaiyoteのような洗練とどろっとしたファンクネスを持ち合わせる、世界でもなかなか類を見ないオリジナルローファイダンスポップかと! そして少年のように無邪気な小池さんの楽しそうに歌い上げるメロディーになんとも心が洗われる、、、 脳内に散らばる楽器の音に誘惑されて朝まで踊りあかしたいグルービーな4曲・20分以上の大作です! ▼MV/Eupholks - hua(9) https://www.youtube.com/watch?v=fEuu5bcBy-8&t=17s ▼Linktree https://linktr.ee/eupholks
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sik:mogro - Split Flexi Disc + Zine(ソノシート+ジン)〝静岡〟
¥2,200
静岡県三島市から数々のジャパニーズエモ・ポストロックバンドをリリースするレーベル"Further platonic"主催かつポストハードコアを経由したエモーショナルなマスロックレジェンド「stereo type」のギタリスト芹澤氏率いるインストポストロック"mogro"。 ex.langでヘヴィ&ロッキンな漢の轟音ポストHCギタリスト高沢氏が結成したストーナーロックバンド"sik"。 跳ねて踊るmogroと地を這うsikというとても好対照な両バンドには、弦の鳴りと太鼓の振動ひとつひとつに緊張感とアグレッシブさが漲る。 また今回はソノシートという異色の媒体での発表且つ、DIYでアンダーグランドな活動を通しこの20年ほど様々な音楽活動をしてきたレーベルや海外アーティスト招聘のインタビューなどの機知に富むテキスト満載のZINEも付属。 長くアンダーグラウンドなバンドシーンを見てきた彼らの思考を音と歴史で読み込める。 SNSの普及に伴う情報発信の意味の変容。バンドという生身の人間が生み出すカルチャーがどう変遷していくのかを考えるきっかけとなるであろう重要なリリースです。 ※sikの収録曲「Griding」には東京のアートロック×グランジ3ピースバンド"The Loyettes"のBa&Vo:Deepaがコーラス参加しています。 ▼sik : mogro Split Flexi【Trailer】 https://www.youtube.com/watch?v=AxDFAWk2Wf4 ~レーベルインフォ~ sik,mogroによる異色のスプリットFLEXI DISC(ソノシート)、Burn MyselfとFurther Platonicによる共同リリース。偶発的な両レーベルの出会いにより生まれた、オーナー同士が現在率いるバンドのスプリットです。 sikはヘヴィなリフを基軸に、力強いリリックを刻むヴォーカルにダイナミックなリズム、ドメスティックのバンドへの提議さえ感じるストーナーロック。今作では全作に続きaoniのBASS斉藤が参加、エモーショナルに謳うパートも含め、その意欲と共に進化を止めません。 mogroは新たにGt花房が加入、トリプルギター五人編成での初音源。コロナ禍でスタジオさえ全員が集まれない日々が続いた中、初期メンバー三人のスタジオセッションにより生んだ新曲二曲を収録。250枚限定盤、コロナ禍の葛藤と共に、バンドの方向性を一時クリーンアップ。 Burn Myself Magazine vol.2 ・Further Platonic 芹澤interviewレーベルの始まりと静岡のシーン ・Nobody Celebrates My Birthday札幌のシーンについて ・ミウラレオ機材紹介(Nobody Celebrates My Birthday) ・海外バンドの招致/リリースについてyOshi(killie,This Time We Will Not Promise And Forgive,envy,oto Records) ・地方vs東京について水谷暁人(3LA) ・LIVE TIME DRIVE 2005年6月12日(日) KLUB COUNTER ACTION 10周年記念ZEPP SAPPORO SPECIA‘L05 vol.1 by 颯爽 ・勝手にLive Report Keep and walk fest
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WETNAP 『gnarled(TAPE + ZINE)』
¥1,650
東京の3ピースロックバンド"WETNAP"は、パンクロック~レボリューションサマー~ポストハードコア~80'sジャンク・オルタナ~などなどオールタイム・パンクヒストリーを血肉にしハイエナジー&メロディアスに爆発させる。 2022年に満を持してリリースした12インチ・フルアルバムも全国で即完売し、今回カセットでの再リリースとなりました!! ギターボーカル・アサノ君のしゃがれた歌声と、ベースボーカル・クロサカさんのアングリーでありながら透き通った声の絶叫&スポークンワード。対照的なツインボーカルですがどちらにも共通して、労りや優しさといった温かいフィーリングが芯に宿っています。 下記レーベルインフォで語られるように音楽愛と貪欲なハードディガーなメンバー3人だからこそ産み出せる、確かなバックボーンとオリジナリティはやはりオールジャンルにリスナーへ刺さっていくことでしょう。 まずはバンドキャンプよりぜひご試聴を~!! ▼Bandcamp https://debauchmood.bandcamp.com/album/gnarled-lp 【レーベルインフォ】 2018年東京にて結成。 メンバーは過去Votzcoにて狂熱エモーショナルの限りを尽くし、現在Nextなアプローチを模索し続けるアサノタカシ(Gt)、元The Doodles、並行しゲタゲタなどにて各国・各年代多くからの影響を独自表現にてアウトプットし続ける才人クロサカユウコ(Ba)、そしてNorth by Northwest、GAKUDAMAや各サポート等の活動を同時進行させ、底無しの個人活動ペースにてシーンを叩き盛り上げ続けるコイケユウキ(Dr)の3名となる。 2019年に挨拶作としての『4 Songs E.P.(TAPE)』をリリースし、その明らかに個性強すぎるメンバーの組み合わせにて始動したこのバンドは、今年あらためて活動継続4年目を迎えるに至った。 その灰汁強き3名の存在感溢れる楽曲、活動全てをぶちまけたかのバリエーション、それらがバンドの真誠として収録された初Full-Length Albumレコード(LP)。フィジカル作品が2022年10月、遂に発売される事となる。 今作は、生々しさ・危うさすらもパッケージしたかのサウンドにて、『その場所』でのリアルを前提に置いた一発録音・バンドの形がストレートに体現された9曲を収録。 その緩急ある展開にて連続される各曲は、広義におけるMelodic Punkといったジャンルが最盛期から地下へ潜るまでの音楽定石を、多角的な目線にて紡いだオリジナリティに溢れている。 (Alt-countryのルーツ的な)淡きナンバーがじわじわとバーストしていく様から外周はスタートし、そこから一転音源を引き立てる各Voが連続される形を主軸に、ノイジーな渇きが詰め込まれたキラーなGtが疾走する。俯瞰的に寄り添い〜各Trackの抑揚を展開に落とす為パターンを使い分けるBaにて流れはより際立ち、楽曲を音楽的により一層強く鳴らす・刻むDrの熱き空気感にて3点は成り立つ。それら各パートの存在が生々しきドキュメントとして爆音に鳴らされ、曲順含め非常に『面白い』アルバムは進んでいく。 引き合いを出すのであれば、『これはThe Weakerthans(1st) 、Team Dreschの日本的Under Ground解釈ではないか!』と思わせる90年代心地良きベールに覆われながら、メンバーが公言するShudder To Think、Les Thugsといった極論Dinosaur Jr.を起源とした当時のAlternative Guitar Band群に集約されていく。そこからより踏み込めば、要素としてのVolcano Suns~Mission Of Burma、Last Stand(Scum Guns)な80年代後半におけるBoston界隈かのギターワークが実態としてGarageな感覚に乗るよう随所に響き、「A Brief History~」頃のLilys(様々な遷移があるバンドにおいての)インスピレーション(こちらもメンバー公言)的なアイディアも加味される。愛嬌と狂気の同居を感じるBaの楽曲が以降専売特許にすらなっていきそうな才覚を盛り込み、A-Heads〜SpitboyあたりにおけるDIY PUNKからの影響も感じ取れ、そこには決別の意味ではない『表層での括られ方』を音楽的な表現として無に帰すかの自由なグラデーションが正に表されている。そしてDain Bramage(Dave Grohl)かの80年代USベースメントな空気感~当時の先を予見させる音楽的な派生を若き手の中に収め『8ビートを叩く、ライドシンバルを振幅限界までぶち鳴らす』事における魅力を言葉でも語り体現するDrの一打一打は、インパクトと飛び散る熱量を汗に乗せ、日本において地に続くR&R醍醐味を現代の息子として相乗させる意味を担っている。 はたまた懐かしきRadon等ゲインズビル近郊Melodic Punkを一度リセットしたかの再構築された見方などなど、、、作品としての各所醍醐味とバリエーションは、細かく聴くごとに都度フラグ立てられていく。 そしてこれだけ様々なバンド名を上記に書いている理由は、このバンドメンバーが自由に『音楽を聴きまくる』人間達である事に対しての、レーベル側としての勝手な誠意であることもここに付け加えておく。 今作の録音/Mix/Masteringはヨコヤマレイ氏(Storohorn Music Laboratory)、Cover Photo:イハコウタ氏(アサノタカシ20年来の親友)、そしてアートワークはバンドが全て制作を行いながら、アドバイザーにスズキユウマ氏(Endless Homework)が協力。多くの人間のサポートを元に、このバンドのアイディアが具体化された音源は完成された。
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mamariri / My Life as a Mother ※Not CD(booklet with download code & self liner notes)
¥2,500
「mamariri」は2018年秋に活動休止したスロウコアミーツエモリバイバルな3ピースロックバンド、"dear student"のギターボーカル&コンポーザーであるmari氏のソロプロジェクトです。 mamaririの楽曲は彼女が母親になってからの3年間のドキュメンタリーであり、子育てに向き合う中からインスピレーションを受けモチーフにする独白ともいえるとてもプライベートなメッセージで全10曲が構成されています。 自室で録音・ミックス・マスタリングとほぼ全ての作業をし完成させた音の質感はとても優しく、また孤独を感じるリバーブギターやそっとつまびくベースが寂しくも温もりある音でそっと包みこまれる聴きごこち。 唐突ですが音楽への触れ合い方はとても自由で豊かなのだなと、ライブハウスで働いていても私は改めて思います。 レコードに針を落とし目を閉じ音楽の世界に没入したり、ジョギングやワークアウトのサポートとして気持ちを高ぶらせたり。はたまたお茶やたばこの一服の間のBGMで聴くでもなく流したり。 共通するのは、世界中にたった一人しかいない自分自身に寄り添ってくれること。 フロアでの大音量と大勢がいる空間で鳴らされる時も夜更けに部屋で独り過ごす時もそれは同じ。音楽の不変の魅力かと思います。 途方もなく長い旅路であるし過ぎてみれば一瞬という人生の不思議と難しさに、本であれ絵であれロックバンドであれ思い出であれ自分の内面とずっと手をつないでくれるものがあるという喜びはかけがえないことです。 喜びは暮らしの中にもたくさんあって、例えばお気に入りの柄のカーテンクロス越しに透ける朝の光とか。普段使いのティーカップに描かれる模様をふと眺めて愛でる瞬間とか。 自分の身の回りにありふれて普段気に留めない小さい幸せの確かな実感に、近づいては離れての繰り返しを日々繋いでいくこと。mamaririが届けてくれた"母親としての暮らし"のエピソードに触れて穏やかな気持ちになったり寂しくなったり。さざ波のように感情が揺れてとても心が潤う作品です。 まずはリンクから2曲ぜひご試聴ください! ▼Bandcamp https://mamariri.bandcamp.com/album/my-life-as-a-mother
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