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yubiori / 『yubiori2』(CD)〝横浜〟
¥3,000
激情と虚しさとセンチメンタルを叙情的なフォークソングに歌い、トリプルエモギター・オーケストラがフィードバックノイズで夜空遠くに解き放つ。 人生を歩み進める苦悩をがむしゃらにまた達観し見つめ、自身と仲間を鼓舞するためにロックバンドというライフスタイルを邁進してきた横浜のyubiori。 これまで横浜パンクレーベル/RAFT RECORDSからリリースされた1st albumや静岡エモレーベル/FURTHER PLATONICからリリースされた盟友Acleとのスプリットで描かれていた、別れや無力感を夕焼けに重ねたかのような胸しめつける寂しさ。ときに振り払うために叫びときに打ちのめされ涙も枯れ果て立ち尽くす寂寥感。 そんなもがきの中で結晶する美しさを経て、新たに加入したトランペットメンバーが輝かしい音色(ねいろ)を吹き込み生命力漲る今作の楽曲と音像は、眩しく昇り光る朝焼けのように未来への予感を迸らせるのだ。 十八番ともいうべきエモ/ポストHCを彷彿とさせるメロディアスなギターワークやアンプのヒューズが飛ぶぎりぎりの爆音、メンバー全員で叫ぶシングアロングパートはさらに加速し猛スピードで駆け抜ける重量感たっぷりの2ビートまでも会得し、夜を越え山を越え街から街へメロディとハーモニーが世界に満ちていくような情景が浮かぶ全12曲。 故郷の自然といつまでも異邦人で在る違和感つきまとう都市の暮らし。素朴であり普遍的なテーマをモチーフにするGt/Vo田村君の手記として、そして詩集としてたった一人の誰かに宛てられたようなメッセージも胸を打つ。 ファンファーレとエピローグを繰り返し続いていく、終わらないエモ大河ドラマ長編フルアルバムです! yubiori L→R※画像2枚目アーティスト写真:⼤野莉奈 (Trp), 中野慈之 (Drs), ⽥村喜朗 (Gt.Vo), 東條晴輝 (Ba), 阿左美倫平 (Gt) 01.Maxとき 02.いつか 03.思い出した時のために 04.終わらない 05.春になれば 06.deep blue 07.super blue 08.せめてそれだけ 09.⼭の向こう 10.⼆等寝台 11.すばる 12.rundown アーティスト:yubiori タイトル:yubiori2 アルバム発売⽇:2025 年7 ⽉2 ⽇(⽔) レーベル:only in dreams - レーベルインフォ - 7⽉2⽇(⽔)リリース yubiori 2nd Full Album “yubiori2” ⽇々の⽣活の中で戦い続ける”あなた”へ──感情を鳴らすアンセム 激しさと優しさを抱きしめる、yubiori の2nd Full Album が完成︕ 東京・横浜を中⼼に活動し、ライブハウスシーンで注⽬を集めるyubioriが、待望の2nd Full Album “yubiori2” を7/2(⽔)にリリース! 本作は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正⽂をプロデューサーに迎え、エモーショナル・ハードコアからインディフォーク、さらにアンビエント要素も取り⼊れた、ジャンルを越境するバンドの新たな⾳楽を収録。ドラムテックにはビートさとし(skillkills)、録⾳・ミックスエンジニアは、これまで同バンドの作品を⼿がけてた、島⽥智朗が担当。そしてマスタリングエンジニアは、MJ LENDERMAN, WISHY, DUSTER, CLOUD NOTHINGSなどを⼿がける、Greg Obis (Chicago Mastering Service) が務めている。 ⽇々の⽣活の中で戦い続ける⼈々に寄り添う歌詞と、感情を揺さぶる⼒強いメロディとアンセム──それらがひとつになって響く今作は、まさにバンドの集⼤成に。新たなステージへと踏み出したyubioriの現在地が、この⼀枚に刻まれている。 東京・横浜を中⼼に活動中。 ⽇々の⽣活の中で戦い続ける⼈々に寄り添う⾔葉とメロディ、エモーショナル・ハードコアからインディフォークを横断する幅広い⾳楽性と、感情が爆発するライブパフォーマンスが魅⼒。 2022 年には1stフルアルバム『yubiori』をリリースし、全国ツアーを敢⾏。 2024 年にはキャリア初のワンマンライブ「ASAP」を新宿Marble で開催。今年4⽉に同会場で⾏われたワンマンライブはソールドアウト。 同年10 ⽉には、新メンバーとしてTrp.⼤野莉奈が加⼊。より多彩で深みのある⾳楽を⽣み出し、ライブハウスシーンで注⽬を集めている。
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tommy Muff’donalds(トミーマフドナルズ) / 1st impression(CD)
¥1,200
" ドラムンベース・ミーツ・ドリームポップ " ありそうでなくてそして誰しもこのサウンドで踊りたかったのでは!?という超センスフルなバックバンドを率いて、憂鬱さとキュートさとちょっとのホラーさがミックスするリリック&フロウでソウルフルに歌い上げるシンガーのユニークでジャパニメーションなかっこよさもやはり超センスフル。 Dua LipaやPINKPANTHERESS、Billie Eilish、JENNIEなどなど現行ポップスターシンガーがフロアをロックするダンスチューンを続々リリースするムーブメント。そんなワールドトレンドとシンクロする軽やかでムーディーなプログラミングと、DAY WAVEやEyedressなどの涼しげなインディギターロックが絶妙に融合したハイブリッドサウンド! YOASOBIやずっと真夜中でいいのに。などのジャパニメーションとしても海を越えて広がっていく予感のする東京のブランニュー4ピースバンド登場かと! ※Jacket Design by カイミ(tommy Muff’donalds Gt/Vo) 【収録曲】 1. ねおん、街 : 3min 49sec 2.( ´Д`)y━・~~ : 3min 32sec 3.Summer prelude : 0min 39sec 4.Summer’s Quiet Goodbye : 3min 06sec 5.世田谷代田: 3min 12sec total time : 14min 30sec 【バイオグラフィ】 23年11月 結成 tommy Muff’donalds Dr.はまべみきや・Gt.ミズノタツト・Ba.佐々木大輔は、数年ぶりの再会と共に迷うことなく、すぐにバンド活動をスタートさせる。ほどなくしてVo.カイミが加入、24年より現在の体制となる。 繊細で刹那的なVo.カイミの歌声と、豊かな空間を彩り、さまざまな表情を描くサウンドが特徴的なバンドである。 そんなtommy Muff’donaldsの初EPとなる「1st impression」は、メンバー各自が影響を受けた音楽性を中心としてインディーポップ・ロック、ドリームポップなどを感じさせる楽曲へと昇華させている。 近未来のとある巨大な都市をイメージしたという「ねおん、街」を皮切りに、印象的なタイトルとダンサブルな楽曲のアンマッチさが癖となる「( ´Д`)y━・~~」、キラキラとした夏の季節感とは裏腹に淡く・切ない感情が表現された「Summer’s Quiet Goodbye」と続き、タイトなリズムの上に”夜明け前、2人だけ”の世界が綴られた「世田谷代田」の4曲が収録されている。 フィジカル限定仕様として、「Summer’s Quiet Goodbye」の曲前には、スキット「Summer’s Prelude」も収録されており、より一層、世界観を楽しめる作品となっている。 全曲共通の一貫性したテーマはないが、いずれも歌詞・楽曲構成やフレーズ・サウンドに強いこだわりを感じさせる作品である。 また本作はセルフレコーディングでの収録となり、Gtミズノ タツトがエンジニアを担当している。 未来都市を前に佇む少女が特徴的なジャケットは、Voカイミがデザインを手掛けており、作品制作に関わる全般をすべてバンド内で完結させている。そのため音楽だけでなく、バンドとしての活動の幅を広げた作品に仕上がっている。 【バンドコメント】 本作に作品自体の一貫したテーマがあるわけではないですが、「近未来都市」、「あなたとの最後の夏」、「小田急線の駅のホーム」など、バラエティに富んだ楽曲ごとの想いやテーマを崩さぬよう制作しました。サウンド・歌詞・楽曲アレンジについては、「作っては、壊して」を繰り返しながら、やっと現在の形に辿り着きました。 1音も余すことなく、こだわりを詰め込んだ為 「聴くたびに新たな発見がある」 そんな作品に仕上がったと思います。 「1st impression」 あなたには、どんな印象が残りましたか? 何度も繰り返し聴いてもらえるような、日常に溶け込んだ本作があなたの日々を彩るような、そんな作品になること願っています。 【SNS】 X https://x.com/tommy_mds?s=21&t=iU61AEvtalROHFI4WFWj5Q Instagram https://www.instagram.com/tommy_mds_?igsh=aHhna2Q3NjVzc3c4&utm_source=qr TikTok https://www.tiktok.com/@tommy_mds?_t=ZS-8w14X6yremf&_r=1
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さいわいな部屋 / 1st album『すこやかな寝台』(CD)
¥1,500
猛るオルタナロックンロールギターと滲むオーバードライブのアルペジオ。そんなエモリバイバルやインディロックの意匠をナチュラルに吸収しながら、爆発力あるロックというよりも演奏隊が呼吸を合わせて豊かな音色(ねいろ)を紡ぐオーガニックな質感が優しく心地よいサウンド。 その一方、淡々と孤独で寂しさをまとうウィスパーボイスが歌う希望と諦念の狭間の情景。 癒しと痛みのコントラストにはっとしてしまう。Billy JoelのHonestyとかStingのEnglishman in New Yorkとか宇多田ヒカルの君に夢中などなど、、、虚しみや哀しさを音楽に表現する系譜の2025年ジャパニーズインディロック版と感じる東京のトリオバンドです。 ピアノをフィーチャーした#6.フラグメントも涙を誘うインディバラード。8曲収録。 Track: 1.ニュータウン 2.望海団地 3.偏光 4.翌月の埠頭 5.さむい夜に 6.フラグメント 7.さいわいな庭 8.就園
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玻璃校了 3rd EP『卅(そう)』 (CD)
¥1,000
マスロック影響下の複雑かつテクニカルなプレイはもちろん、ギター×ベース×ドラムすべての楽器がとてもパーカッシブ。リズムの迷宮を彷徨いずぶずぶと没入できる陶酔のポストロック。伸びやかな美声ボーカルもバイオリンのように優雅にリズムの刻みと響きを交錯させる。 出口を探す不安感と不思議の国に迷い込んだかのような妖しい美しさが入り混じるサウンドに、アリス・イン・ワンダーランドの劇伴にめちゃはまるんじゃない!?と勝手に想像してしまう東京のポストロックトリオです! 残響レコード、4AD、Elephant Gym…このあたりのキーワードにピンとくる方必聴かと!5曲収録。 1. 始終 2. 三番目のエオリア 3. 六番目のミシカ 4. 九番目のペチカ 5. 終始
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Discharming man / MOOS split (7inch record)※特典音源QRコード/特典ZINE封入
¥1,980
- レーベルインフォ - 元キウイロールの蛯名啓太を中心に結成された札幌のジャパニーズオルタナティブロック至宝Discharming manと、MEGA X, V/ACATION, Thiiird Placeのメンバー等で結成、都内中心に活動するオルタナティブパンクバンドMOOSによる、スプリット7インチレコード。 Dischaming manからは渾身の1曲”意味叛く虹死せず”。 LFRからリリースもしているevepartyや最近ではMY CHORDにも加入したギター橋詰氏のギターもここに極まれり、音数ではなく説得力でしかないフレージングとサウンドメイク、みちか氏のドラムだけではなくコーラスの圧倒的必要性と美しさ、メンバーチェンジを経てのバンドである意味、”いまとこれから”の楽曲。 MOOSからは3曲。2023年の1stフルアルバム以来となる音源、それぞれの音楽的バックボーンを尊重しつつ、このメンバーの信頼感だからこそのぶつかり合える初期衝動パンク/ハードコアなバンドアンサンブルとキャッチーなバランス感は流石すぎます。 個人的にもDischarming manヴォーカル蛯名氏とは東京へ来る度、私が札幌へ行く度に会い、色々な話をしてきました。MOOSスガナミ氏とは古くから深くの付き合いというわけではありませんが、個人的に一番悩んでる時期にスガナミ氏のメッセージや行動で救われたり色々なきっかけをくれた方。 その二人と二組の唄う詩とメロディーにはいつも刺激を受け、心震わされます。今この2バンドがスプリットを出す意味、LFRからこのリリースが出来ること本当に光栄に思います。 レコーディング・ミックス・マスタリングエンジニアは 、Discharming manはYuichi Yamazaki、MOOSは Studio REIMEI の Yusuke Shinmaがそれぞれ担当。 作品のデザインはデザイナーのnatsumeが手掛けています。 -Song List- Discharming man SIDE (45rpm) 1. 意味叛く虹死せず MOOS SIDE (33rpm) 1. やっと気がついた 2. 証明 3. 今日も 初回オーダー・予約特典には、特典音源付きの特製zineが付属されます! -Song List- Discharming man SIDE (45rpm) 1. 意味叛く虹死せず MOOS SIDE (33rpm) 1. やっと気がついた 2. 証明 3. 今日も -初回オーダー特典zine- タイトル『勾配について』 寄稿 蛯名啓太 (Discharming man) 佐久間裕美子 (文筆家) スガナミユウ (MOOS) 西野 みちか (Discharming man) (順不同)
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mootoise / scene 1 (CD)
¥2,000
京都出身。2021年より東京を拠点に活動するオルタナティブロックバンド"Marie Louise"のGt/Vo.湧のソロプロジェクトとしてスタートしたmootoise。 ビート/シンセベース/鍵盤/クラシックギター/そして湧自身の声を幾重にも重ねる和声というとてもシンプルな楽器の構成で、冬の終わりから始まりまでの四季が淡々と移ろう順に叙述されていく構成のアルバム。 エレクトロニクスとクラシカルが自然と調和するシンガー。というところからはJames Blakeや、国内なら巧みなギタープレイを軸として光と闇を詩情に歌う七尾旅人や青葉市子も連想させられる静謐な音楽。 そして湧がバンドで発揮してきたスロウコアやポストロックを感じさせる、叙情的なギタープレイの魅力もたっぷりの楽曲がとても心地よい。 カラフルにサウンド処理を変えて現れては消える時に影を含み、時にリラックスする歌声。それは考え事をしてひとり思案に暮れている時の頭の中を音楽にトレースしているよう。 閉館前の図書館に独りきり。 公園を一人あてもなく歩を進める。 ひとり分のコーヒーをキッチンで点てる。 そんな誰もいないことの不安さと誰にも妨げられない自由さという、相反するセンスオブワンダーに満ちていた幼い頃の静けさを追体験できる全7曲。 大人になり暮らしはだんだん忙しなくなり削がれてしまう、「自分を抱きしめること」の大切さを思い出せてくれる癒しの深い作品です。LOVE MYSELF。 [ソングリスト] 1. opening 2. Bella 3. komorebi 4. August 5. boketto 6. September 7. winter
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ビイドロ / イルミネーション(CD)
¥2,200
2000年から活動する3ピースロックバンドの2025年最新作は、テープエコーリバーブと金属音が響くスペイシーなディレイギター meets プログレッシブで文学的日本語詞のメロディが不思議でノスタルジックな魅力のギターロック。 反復するビートやベースリフワークの絶妙なスカスカ感に踊れるサウンドはCANやNEU!などクラウトロック的酩酊感も気持ちよい作品です! 12inch レコードサイズの特殊パッケージ歌詞カードも宇宙遊泳を思わせるかわいいデザインが◎ ソングリスト 1.Every Step To Reach The Moon 2.宇宙の果てだった 3.たりない 4.ふたつのやま 5.誰もあの星を見ないからあの星も皆を照らさない https://x.com/BiidoRo_ObaKe
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「LONG JOURNEY #1」 8 BANDS COMPILATION ALBUM 2025(CD/特典:レーベルステッカー付)〝下北沢〟
¥2,500
音楽スタジオ"リンキーディンクスタジオ下北沢1st"の1室、2stで開催されてきたパフォーマーと観客がゼロ距離で盛り上がるスタジオライブ。 ポストロック/エモ/シューゲイズ/パンクと異ジャンルを横断しながら、「血潮たぎるギターロック」を共通項に精力的に活動する若手バンド8組が集結したコンピレーションアルバムです。 2025年の下北沢バンドシーンの潮流において、ひとつの指針となるであろう一枚。配信なし。ぜひフィジカルを入手ください! リリースは2st Record。 https://x.com/2st_Records https://www.instagram.com/2st_Records/ 「LONG JOURNEY #1」 8 BANDS COMPILATION ALBUM 2025 定価¥2,500 01. S1(at field of school) 02. 日々の行方(evony) 03. あと一寸(Hoboken Surprise) 04. TETTO(JUANAFAN CLUB) 05. 目眩く(Keeshond) 06. boundary(Lager’s Jam Stack) 07. ラディカル(Süden) 08. Black&Blue(Vote for Pedro)
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PLOTOLEMS / 1st mini album 「para?anomaly」(CD)
¥1,800
トリオ編成とは思えない、巧みなるビート&ベースにプログラミング。そしてドリームポップに近似しながらもポストパンクといっていい殺気と妖しさに満ち満ちた冷えたギターでぞっとするような美しさを表現するPLOTOLEMS。 THE NOVEMBERSやBUCK-TICKを彷彿とさせる耽美で破壊的。囁き声と絶叫を織り交ぜる妖しい闇の世界観。 このバンドの特異性。それはどの音を聞いても戦慄する「怖さ」である。 冒頭1曲目「見ている」の美しいサウンドスケープの背後で蠢き轟く、グリッチノイズにまみれ潰れるビートの音色が怖い。 無表情に冷たく、淡々と漂うピアノフレーズも怖い。 ステップシーケンサーの無機質なループもほんと怖い。 触れてはいけない禁忌を犯す。誘惑に駆られた者に問答無用で呪いが降りかかる日本土着の伝承のような、美しいまでのホラーな魅力にあふれた怪異なるシューゲイズ&ポストパンクという唯一無二な音楽をリスナーに問う試金石ともいうべき怪作が誕生してしまった。 近年kokeshiやmoreruなどラウド/ハードコア/ノイズといった方角から和のホラーを攻める先駆者が現れる中、4ADやトリップホップも感じる美麗なサウンドでジャパニーズゴシックを表現するブライテストホープかと! 1. 見ている 2. int main() 3. 4294967296 4. 連鎖 5. 狂う夢 6. NECTAR 7. paranoia
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Goodbye Gangsters / Goodbye Gangsters(CD)
¥3,300
2010年代前半より活動を始め10年代エモリバイバル/マスロックのINTO IT. OVER ITやTTNGなどの煌めきいなたいサウンドを同時代に併走しながらも、ミニマルミュージックといっても過言ではないほどに音数を絞る「響きと余韻」のバンドサウンドで孤独な心象を歌い紡ぐGoodbye Gangsters。 エモという文脈で紐解けば同じベースボーカル3ピース編成の0年代のPinbackに通じるやるせなく枯れた弦楽器のエモーショナルさと相通じる魅力にフォーカスできる。 が、私はベースボーカルメンバー金山氏が歌うメロディとリリックにぜひ注目してほしく思う。 霧に包まれた原野のように荒寥とした不安を想起させる悲しみを帯びた歌声。なのに、不条理に阻まれ膝から崩れ落ちそうな出来事もひっくるめて抱擁してくれるような懐かしくて温かい旋律。 疲れ果てた帰り道。最終列車も過ぎたホームのベンチにうなだれる時にも隣にいてくれるような、誰にも触れさせたくない自分の心の奥底・本心を手放さないでいいと励ましてくれるようなメッセージをGoodbye Gangstersの歌から私はとても強く覚えるのです。 もちろん全バンドキッズも彼らの日本刀の刃文のごとく、闇に美しく光る研ぎ澄まされ切ったプレイに耳を奪われてほしい! ロックヒストリー上燦然と輝く数々のベースヒーローたち、、、 レッチリFlea、Squarepusherトーマス、Thundercatスティーブンなどなどダンサブルでファンキーな音楽家は数いれど、ことエモやスロウコアなどのインディロック側から緊張感と爆発力漲るプレイで圧倒するバンドは世界中でも非常に稀かと思います! 寡黙にゆっくりと歩みを進める彼らのショウ。現状数は少ないかもしれませんが、あなたにそのタイミングが訪れた際はぜひ迷わず目撃してほしいです! <Tracklist> 01. Coming Into 02. Diamond 03. Firstfield 04. Field 05. Fence 06. Goldfield 07. Oldfield 08. Meet 09. Bibliofield 10. Rodin 11. Starfield 12. Prefield 13. Pasture 14. Saintfield
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Shiro-Fune / Shiro-Fune(CD)
¥1,320
The PastelsやTeenage Fanclubといった少しの憂鬱と感傷でほろっと泣ける、アノラックでジャングリーな東京のハイセンスインディポップ4ピースの初フィジカル盤。 前述のバンドが根付かせた素朴で穏やかな8ビートを非常にモダンに解釈する、一見リラックスでラフなフレーズやサウンドが実はとても緻密に鳴らされる柔らかいギターはアンビエントといってもよいここちよさ。 1曲目「ベイサイド」の4つ打ちのバスドラムに絡むツインギターはThe Flaming lipsや、ジャンル感は別になりますがSUPERCARの名盤"HIGH VISION"から聴こえてきたチルフィーリングを彷彿とさせます! ハイトーンで繊細でスイートな青年声ボーカルという、完全にトゥルーギターポップの佇まいも胸がキュンのグッドグループの登場です(特に3曲目のフックのライン"愛おしくてならない"なんてワードをまっすぐに歌う爽やかさめちゃグッときます!)。 1.ベイサイド 2.メロディ 3.まどろむ 4.Image https://www.instagram.com/shiro_i_fune
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Marie Louise / 5月にあいし(CD)”京都 to 東京”
¥1,000
アーティスト:Marie Louise タイトル:5月にあいし フォーマット:CD※紙ジャケット 135mm×135mm仕様 Jacket illust by 湧(Marie Louise on Gt/Vo) レーベル:WOOD OF HEART 品番:WOH05 価格:1,000円(税込) 発売日:2025年5月2日(金曜) 【収録曲】 1.5月にあいし : 6min 55sec 2.水色の花 : 4min 7sec 3.10月はたくわえる : 4min 44sec total time : 15min 46sec --------------------------------- 【レーベルインフォ】 Marie Louise are ... 湧(vo.gt)西村創太(ba.cho)。京都出身。 Seventeen Punksから愛を込めて。 Waku(vo.gt),Sota Nishimura(ba.cho).From Kyoto. With love from seventeen punks. 湧と西村創太が高校生の頃から活動を始めた3ピースロックバンドであるMarie Louise。現在はサポートドラムに松田タツロウ氏(SuiseiNoboAz/Salmiakki crew):那須ヒロム氏(salsa、YOMOYA)等を迎えレコーディングとパフォーマンスを重ねる。 2018年4月には1st mini album「稠密する黎明」をリリースし、同年8月には2024年12月末に閉店した京都GROWLYで自主企画を行う。活動当初より水中スピカやcetowなどGROWLYを中心に盛り上がるポストロック/マスロックシーンのバンドと交流を重ね、2021年より拠点を東京に移した。 今作の3曲に通底する - 別れ離れていくことへの抗えなさ/忘却していく大切なもの - への思索。 静寂の中で浸透していく重厚なベースとギターアルペジオの響きはdeathcrashなどのモダンなスロウコアに。はたまたsonic youthや彼・彼女たちが直接の影響を公言するbloodthirsty butchersと同質の透明感と爆発力を併せ持つ壮大で叙情性に富むサウンドは3ピースの枠を飛び越える感動を聴くものにもたらすだろう。 Vo.湧の慈愛とまっすぐな意志に溢れる歌声はNORAH JONESをも彷彿とさせ、その声と日本語リリックが爆音のバンドサウンドにくっきりと浮かび上がるダイナミックな楽曲はライブで更にポテンシャルを増幅させる。 2024年に立ち上げた下北沢ERAで行われる継続的自主企画「オルタナティ部 決起集会」ではこれまで大阪・同世代のblondyや東京ポストロック/シューゲイザーのbutohes、90年代ジャパニーズオルタナティブロックレジェンドのキュビノワやSOSITEを招き自身が共感とリスペクトする音楽を広めていくムーブメントを一歩一歩実現していく逞しい軌跡に輝く未来を感じさせるグループです。 MVからCDジャケットから企画のフライヤーに至る全てのアートワークを湧と西村が作り上げるアーティストとしての存在感もとても清々しい、2人の2025年のファーストアクションである3曲に胸を躍らせてもらえたらとても嬉しく思います! ★Marie louise ・HP https://marie-louise.jimdosite.com/ ・SNS https://x.com/R_MarieLouise https://www.instagram.com/marielouise_band/ ・Art account https://www.instagram.com/marielouise__art/ https://x.com/MarieLouise_art
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衝動革命 / 1st Album " Messy Room "(CD)〝大阪〟
¥2,500
SOLD OUT
大阪発、まるでJane's AddictionやThe Smashing Pumpkinsように艶のあるヘヴィロッキングルーブとスタジアム感も漲る巨大なスケールを3ピース編成でハイエナジーに爆発させるギターロックバンド! 近年deftonesやQuicksandなどなどヘヴィネスバンドの再評価で気運高まる、妖しくうねり刻むメタリックなリフワーク。彼・彼女たちもまたどっしりとしたミドルテンポの爆音でフロアを興奮状態に導きながらも、前述のバンドとは別のベクトルともいえる"光"に向かい邁進するポジティブなバイブスがとても2025年のロックヒーローたる風格を放つ。 力強く逆境をはねのけるGt/Vo戎氏の男前な声とBa/Cho Akane氏の透き通るコーラスワークのメロディアスさも爆音との相乗効果があいまって胸が高鳴るサウンドを形作る。 タフなプレイとペダルボードを駆使した緻密なサウンドワークはグランジゲイズ/エモゲイズファンにも注目してほしいし、私個人的にはPay money To my Painにも通ずる哀しみをはねのけるようなフロントマンのメッセージが熱くさせる存在です!全9曲収録。 Daybyday Wake 喝采 Cry Baby Greed Rasen Inside Find Me koyubi
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tip top nap / AHAmoment〝京都〟(CD)
¥1,870
幽玄のリバーブサウンドでこれぞ4ADサウンドなRed house painterや、やはり4ADサウンドをリバイバルし現行インディロックのスタンダードを刷新したBeach Fossilsの浮遊感を感じさせる、美麗でゆらゆら揺れていたいバンドサウンド。 そして吐息まで聴こえてくる麗しい日本語リリックボーカルの色気にうっとり幻惑される。この気だるげなアトモスフィア。私的にはゴスでUKサウンド全開だった90年代期のL'Arc〜en〜Cielも彷彿とさせるドキドキ感があります。 リリースは名古屋拠点ドリームポップ/シューゲイズレーベル"DREAMWAVES RECORDS"より! - レーベルインフォ - 2025年4月23日発売 アーティスト tip top nap タイトル AHAmoment フォーマット CD ※紙ジャケット(2P) レーベル DREAMWAVES RECORDS 規格番号 DW015 販売価格 税込1,870円(税抜1,700円) 京都で結成されたUSオルタナティヴ・ロック~マッドチェスターなどを影響源とする4人組、tip top napが初フィジカル作品をリリース! 2024年は日本のシューゲイズ・シーンを牽引する<Total Feedback>のコンピレーション・アルバムへ参加し、2025年3月には0番線と夜明け前の1stアルバム『河原町ハイドアウト』に「あの日の夕焼け」を楽曲提供するなど徐々に活動が活発になってきたtip top nap、彼らの初となる5曲入りフィジカル作品が登場! 80年代後半から90年代前半にマンチェスターで興ったマッドチェスターや90s-00sのUSオルタナティヴ・ロックからの影響を受け、M-2「Dull」はDIIV、M-3「まばゆい世界」はマッドチェスター、M-4「Nobody」はDeerhunterを想起させ、M-5「街の灯り」ではHomecomingsやきのこ帝国らとの親和性も感じさせる全5曲を収録。M-1「ダンスホール」は弾き語りベースの初出曲! また、哀調を帯びながらも凛とした雰囲気を醸し出すあとむの歌声も聴きどころのひとつです。 <TRACKLIST> 1. ダンスホール 2. Dull 1st EP 3. まばゆい世界 4. Nobody 5. 街の灯り <MEMBER> あとむ Vo/Gt. 池田 優太 Gt. 村上 悠馬 Ba. 上山 美月 Dr. <LIVE> 2025年7月21日(月祝) DREAMWAVES Vol.30 @鶴舞DAYTRIP(名古屋) Moon In June tip top nap 溶けない名前 and more... <HP> https://tip-top-nap.jimdofree.com https://linktr.ee/tip_top_nap
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Moon In June / 『色彩を持たないで』(CD)
¥2,750
東京の5ピースドリームポップバンドの2nd albumは、The Charlatans/The Stone Roses/The La's/The Cranberriesなどなどに通じる清涼感と昂揚感で踊り明かしたいさまざまなUKロックの風が吹く。ダンスフロアとミラーボールの下でインディロックが夜な夜なスピンされるような情景が浮かぶ12曲です! - レーベルインフォ - アーティスト Moon In June タイトル 色彩を持たないで フォーマット CD ※紙ジャケット(見開き4P) レーベル DREAMWAVES RECORDS 規格番号 DW017 販売価格 税込2,750円(税抜2,500円) 隆盛極める近年のジャパニーズ・ドリームポップ~シューゲイザーの中核を担うMoon In June、待望となる2ndアルバムをリリース! 2023年10月に発表した1stアルバム『ロマンと水色の街』が各所で話題となったMoon In June、前作から約1年半振りとなる2ndアルバムが登場! 『ロマンと水色の街』で聴かせてくれたスピッツやGalileo Galileiらを想起させる心地よいノスタルジック路線を踏襲しつつも、ダークな翳りを伴ったM-3「踊る魔物」やM-7「Echo Sound Syndrome」、マッドチェスターや90年代のUKロックを彷彿とさせるM-4「The Sky Crawlers」などライヴ映えしそうなオルタナティヴ・ロック・チューンも収録され、サウンドの強度も高まっています。 本作は、モノクロとカラーの曖昧な境界線を生きること、そして色を求めたり色に抗ったりして揺れ動くアイデンティティなどをコンセプトにしており、メンバー曰く「聴く人それぞれが自身の『染まらない』部分や『色づいていく』過程に共感できるような作品が生まれたと思います」と語っています。 イラスト: ORVAL 録音&ミックス:岩田純也(Triple Time Studio) マスタリング: 中村宗一郎(PEACE MUSIC) <トラックリスト> 1. Dance, Dance, Dance 2. エンドロールが終わっても 3. 踊る魔物 4. The Sky Crawlers 5. Zero Gravity Journey 6. 色彩を持たないで 7. Echo Sound Syndrome 8. Warm British Winter Song 9. 帰れない山 10. Play! 11. Asleep 12. ペーパー・ムーン <ライヴ情報> 『色彩を持たないツアー』 2025年5月3日(土) Live House 秘密(福岡) 『Saturdays = Youth』 w/Happypills、NYAI、sayonarablue 2025年5月4日(日) 周南 rise(山口) 『Pop Music vol.10』 w/Belinda May、kinoue64、Moethein、fedress、水波月奈巳 2025年5月10日(土) 新代田 FEVER(昼公演・東京) 『Saturdays = Youth』 W/advantage lucy、Clematis 2025年5月18日(日) 南堀江 SOCORE FACTORY(大阪) 『Saturdays = Youth』 W/WolfSurfPurpleSky、Transit My Youth、and more... 2025年6月29日(日) ???(東京) 2025年7月21日(月祝) 鶴舞 DAYTRIP(名古屋) DREAMWAVES Vol.30 w/tip top nap、溶けない名前、and more... 2025年9月20日(土) 仙台 Flying Son(宮城) 『Saturdays = Youth』 w/汽水船、なるぎれ、and more... 2026年1月12日(月祝) ???(東京) ※ツアーファイナル
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Blufog / Happy Sad :( (CD) 〝静岡県三島市〟※ナインスパイス限定カラーステッカー付属
¥2,750
数々のエモ/パンクバンドがその地に根差し活動する静岡県三島市に暮らし活動するドラムボーカル&ワンギターの2ピースバンドのBlufog。 インディR&Bとインディギターロックを自由に行き来するラップも交えたリラックスなフロウはハンドマイクで歌うシンガーばりの豊かなメロディを歌い上げます。 フランクオーシャンの影響をアーティストインフォで語られる通りに、チルしてまったり耳を澄ませたくなる心地よさとシリアスな寂寥感と焦燥感。そして青春の儚さと爽やかさが同居するダンスビートサウンドに胸がすっと軽くなるエモさが胸を打つ。 生ドラムのハイハットに呼応する同期の3連ハットロールと、高まる体温をふんわり包みこみ冷ます(覚ます)ソウルフルな深いコーラスがかかった七色のギターワークは朝陽が昇ってなおダンスを止めたくないパーティーが終わる感傷を呼び起こすでしょう。 KID FRESINOとC.O.S.Aの屈指のコラボレーション曲「LOVE」やClairoの「Sofia」、Stella Donnellyの「Mosquito」(2019年に舐達麻がサンプリングしたことでもヒットを加速させましたね!)などなどにピンと来る方へ大推薦!悩める時も健やかなる時もあなたのライフに寄り添う彼らの音楽を傍らに、私たちも胸を張って進んでいきたくなるような快作を新生活のBGMにぜひ! (2025年3月20日に執筆) 特典にナインスパイス限定カラーのステッカー付属!(写真4枚目参照)/CD限定ボーナストラック+3曲のボリューミーさも嬉しいですね! Blufog 1st Album 『Happy Sad :(』(読み:ハッピーサッド) 2025.3.19 (Wed.) Release Track List Happy Sad :( 1.machi no uede :(intro) 2.Close to Me 3.Moonlight (at 3am) 4.Broken 5.Chillin’ Out 6.Start With Nothin’ 7.Twilight 8.Pauline at the Beach 9.Spring Rain 10.happy sad (outro:) 11.Feel It Again [Bonus Track] 12.Until Dawn [Bonus Track] 13.Twilight (Reprise) [Bonus Track] - アーティストインフォ - 国内から世界水準のインディー・サウンドを奏でるバンド、Blufogの1stアルバム。内省的ながらもポップカルチャーへの愛を共存せた全10曲を収録。 2023年結成のインディーポップバンド、Blufogがキャリア初となるフルアルバム『Happy Sad :(』をリリース。アルバムタイトルのHappy Sadは、2016年のアイルランド映画『シング・ストリート 未来へのうた』の劇中セリフで「幸せな悲しみ」を意味する。本作は、そんなハッピー・サッドな感情をテーマに作られ、海外の現行インディーと呼応するボーダーレスな一枚となっている。 Blufogらしい、ソウルフルなグルーヴと、インディーな音使いからなる独特なサウンドは今作でより磨きがかかっている。今まで全編英詩を貫いてきた彼らだが、本作では作詞に日本語を取り入れる新たなチャレンジもしている。リード曲「Moonlight (at 3am)」もそのうちの一つで、バンドが得意とする軽やかなインディーサウンドと、日本語にすることでより鮮明になった歌詞の内省的な世界観が見事に調和した一曲となっている。 Blufog(ブルーフォグ) 2023年結成のインディー・ポップバンド、Blufog(ブルーフォグ)。USインディー・ロックとオルタナティブR&Bからの影響を独自に解釈したDIYなポップミュージックを奏でる。また、ドラムボーカルRikuto Yoshidaによるグルーヴィかつメロウな楽曲が特徴となっている。2018年に前身となるバンドを結成、2023年にバンド名をBlufogに改名し、本格的に活動をスタートさせる。アメリカ版Spotify公式プレイリスト『Fresh Finds Indie』への掲載や、国際ショーケース・フェスティバル「Music Lane Festival Okinawa」出演など注目を集めている。 Instagram: @blufogband X(Twitter): @blufogband HP: https://lit.link/blufogband Artist Comments 『Happy Sad :(』はハッピーサッドな感情について歌った10曲からなるアルバムになっています。 実らなかった恋愛のこと、音楽を作って暮らしていくことの難しさ、仕事を辞める前のモヤモヤとした感情。 そんなネガティブな感情に陥った自分を、肯定しながらもどこか楽観視するためにこのアルバムを作りました。 また、このアルバムの音楽的なテーマは、大きく分けて2つの要素からできています。一つはフランク・オーシャン『Nikes』以降のオルタナティブR&B、もう一つはUS・UKをはじめとする海外インディー・ロックです。このアルバムでは、2つの影響元を自分たちの独自の感覚でミックスし、融合させることを試みています。 本作は、私が大好きな映画への愛もテーマの一つになっています。アルバムのメインテーマにもなっている『シング・ストリート 未来へのうた』をはじめ『コーヒー&シガレッツ』、『街の上で』、『海辺のポーリーヌ』など映画作品のモチーフを歌詞や曲名、曲のテーマにイースター・エッグとして忍ばせています。この作品が多くの人にとって長く愛されるアルバムになることを願っています。
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yuyuyu : tousui / insomnia(CD)※CD限定ボーナストラック有
¥1,000
SOLD OUT
ここ10年、数々の国産シューゲイザー/ドリームポップバンドが淡くて爽快なギターロックサウンドを提示し確固たるスタイルとして定着し土壌が育まれている。 2023年よりライブ活動を始めた東京のyuyuyuもその系譜から継承する甘いボーカルラインを主役とするポップな音楽性ではあるが、そんなメインストリームとはかなり趣を異にするダークな痛みあるメッセージに息ができなくなるような感触を覚えることだろう。 どこまでも甘いトーンのギター/シンフォニックな声質でため息に似たコーラスラインが、夢の中で夢を見て夢から抜け出せないような不安感を想起させる「tousui」。スピッツのようなまったりとしたインディロックに感傷的な歌声で包み込む「insomnia」。 Voさや氏が影響を受けたという福島県いわき市の叙情ハードコアTo overflow evidenceにも通じる憂鬱さを振り切ろうと噛みしめる孤独なエモーションと、5弦ベースメンバーりょう氏のメタルコアバックボーンなアグレッシブな低音サウンドが相まって非常に重厚な2曲。 ダークさと胸をしめつけるメロウさ。そしてどこか懐かしい音楽性は国内ならkurayamisakaやきのこ帝国、またスロウでヘヴィでギターロックという側面からはカナダのsoftcult初期も連想させるグループです。 yuyuyuの音楽と歌声が、内面に秘めて閉じ込めた気持ちをはらはらとほどいてくれる。 CD限定ボーナストラックを含む3曲入りデビューシングルです。
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Fennel / toddle : split 7”
¥1,980
- レーベルインフォ - 2002年からマイペースに活動し続けるジャパニーズインディーロック良心toddleと、tricotのベーシスト、ヒロミ・ヒロヒロによるソロプロジェクト”Fennel”と、のスプリット7インチ! 2023年シェルター名物企画”POOL SIDE”でこの2バンドのツーマンが開催、この2バンドが纏う空気感はなんだか似ているようなとは感じておりましたが、やはり見事ライブもハマっており、今回のスプリットに繋がっております。 toddleはそれぞれDIY録音によって、ミックスも田渕ひさ子さんが担当、特有の裏ギターメロやコーラスワークとの絡み、そしてバンドの”今”の空気感が伝わってくるかのような小気味良いリズム隊(toddleのドラムもMasayuki Yamazaki氏)、ひさ子さんの日常に寄り添うヴォーカル/メロディーの良さが引き立ちまくった楽曲”Cave”収録! Fennelは、引き続きNENGUのKotarou Baba(Gt.)、VINCE;NTのArisa Katsu(Gt.)、CONFVSE/The Firewood Project/fam等のMasayuki Yamazaki(Dr)によってcinema staff/peelingwardsのSouhei Mishimaによる録音&ミックス音源。The Smashing Pumpkins譲り!?な骨太オルタナツインギター、強固なバンドアンサンブル、美しく切ないメロディーとコーラスワーク、より力強く説得力の増したヴォーカルが素晴らしいFennelの”sorrow”。 楽曲の構成や歌詞も示し合わせたかのような普段からのこの2バンドの関係性が滲み出つつ、それぞれの違う良さが際立ったスプリット、toddle、Fennel共に初のアナログリリースとなります。 マスタリングはstudio REIMEIにてSoshi Takeda/Yusuke Shinmaが担当、楽曲からインスパイアされたコラージュデザインアートワークはLFRお馴染み町田千秋、DIYジャケ仕様。購入者だけが聴ける(観れる)2バンドの対談音源(映像)も収録!!!! [tracklist] A1.cave / toddle B1.sorrow / Fennel ARTIST : Fennel / toddle TITLE : split 7” LABEL : LIKE A FOOL RECORDS / LFR033 RELEASE : 2025/02/14(Fri) FORMAT : 7inch PRICE : ¥1,800(+tax) レコ発情報! LIKE A FOOL RECORDS presents “Fennel×toddle split 7inch release party!!” 2025.04.08(Tue) 下北沢Shelter Fennel toddle open 19:00 start 19:30 adv ¥3,000 door 3,500
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öwson 1st EP「Indigo Linen」(CD)〝函館・北海道〟
¥1,500
函館をローカルに活動する若きONE MCのソロ作品。 少年のがむしゃらなピュアさと透徹に現実を見据えるシリアスさが同居するフロウには、やはり雪深く厳しい寒さの北海道という風土で育まれた哲学がある。 日本のMCでいえば声質の方向性はまた違うが、C.O.S.Aが北海道のアトモスフィアをペンに走らせた名曲「1AM in Asahikawa」にも通ずる寂寥感やセンチメンタルを私は感じてやまない。 函館のライブハウス「ARARA」を拠点とするバックボーンもありバンドのタフな演奏にフィーチャリングされてのプレイも行いハードにスキルを磨き続けている。 ▼X https://x.com/sonmyong ▼instagram https://www.instagram.com/ill_son.ow_wl88/?r=nameta
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Eupholks / 「hua」LP+CD ※200枚完全限定プレス
¥5,500
LIKE A FOOL RECORDSからカセットでリリースしされたhuaと、続編のCD+リゾグラフ紙A4サイズポスター作品hua(yan)をコンパイルし、さらに新曲"hua(0)" / "hua(∞)"を収録したCDも付属する超豪華仕様のバイナルです。 ダブルジャケットとカラービニールもめちゃかわいい。収集欲刺激されまくりの逸品です。 下記にhua(yan)を9spices distroで取扱いしたい際のレビューも再掲。ぜひチェック下さい! ----------------------- 変幻自在・奇妙でサイケデリックでエクスペリメンタルなソロシンガーEupholksが今作で魅せるモードはめちゃゴージャスなファンク・オーケストラともいえるスペクタクルな一大ダンス絵巻! シンフォニックなシンセアレンジに覚醒感きわまるビートの音色でずぶずぶ浸れること間違いなし。 まるでHiatus Kaiyoteのような洗練とどろっとしたファンクネスを持ち合わせる、世界でもなかなか類を見ないオリジナルローファイダンスポップかと! そして少年のように無邪気な小池さんの楽しそうに歌い上げるメロディーになんとも心が洗われる、、、 脳内に散らばる楽器の音に誘惑されて朝まで踊りあかしたいグルービーな4曲・20分以上の大作です! ----------------------- [アーティストインフォ] 東京都内を中心に活動する小池弘之による音楽プロジェクト、Eupholks(ユウフォルクス)。ソロ、少人数から大型編成のバンドセットと様々に形を変え、ライブハウスだけではなくアートギャラリーなど場所を選ばず活動中。モダンサイケなインディロックをベースとしながらフォークやファンクなど、ミュージックファンである自身が愛聴する音楽たちを消化した、掴み所のないようでもう一回聴きたくなるような音楽を日々目指し制作に励む。 活動開始からyr poetryの来日公演の主催のほか、football,etcなど数々の来日公演サポートを経験。自主企画”Merge,Emerge”を精力的に開催し共鳴するアーティストたちとの共演を重ねているからか、アーティストからの支持が多い。2020年のコロナ禍において演奏活動をストップせざるを得なくなったため、制作活動へシフト。同年5月にはイラストレーター、megumi yamazakiとのアニメーションと音楽のコラボレーション作品”House!”をリリース。続けて各地のアーティストと共作し一曲を作り上げるプロジェクト”Intermingle"を始動。これまでにCharlotte is Mine、サトーカンナ、Shimpei Watanabe(HOPI)、CONFVSEとそれぞれ制作した曲たちがリリースされている。 思うようにいかないが、どうにか楽しくありたい。その想いや気持ちを形にした作品が今作のhua(ホア)だ。ホアは中国語であり、「化」と書く。「変わる、変える」という意味を持ち、思うようにいかない状況を変えるのは自分次第であり、また変化を受け入れることも重要であることをテーマにした作品である。一貫したテーマで楽曲の制作は進んだため、アルバムの曲名は全て”hua”で、6曲で一つの作品としてリリースされる。 ほぼ全楽器とボーカルは自身が担当、ゲストとしてドラムスにはEupholksのライブセットでも参加しているU、旧友である山崎聖之とKOZO、また作品全体を包み込むシンセやエレクトリック・ピアノは堀江博久が担当した。ミックスとマスタリングには気鋭のエンジニア、横山令を起用。アートワークは台湾在住のコラージュアーティスト、C.PIC COLLAGEが制作し、huaの世界を表現した。 [LFRレーベルインフォ] アーティストインフォが既に素晴らしかったので特に新しく加える情報はなく笑、コンセプトもはっきりしている作品なので、こちらからはほぼ感想、的なレビューを。 この音源をいただいて初めて一周聴いた時、このセンスは一体なんなんだと、謎の感覚に陥ったのを覚えています。全く掴みどころがなく、なのに寄り添ってくる感じ。 不思議な音の運びや展開、ギタリストとしても天才的技術の持ち主でありながらギターに拘らないエフェクティヴで遊び心満載なアレンジ、溶け込む繊細な英詞のハイトーンヴォイスとキャッチーなメロ、聴けば聴くほど見事にハマっていきます。 LIKE A FOOL RECORDSお馴染み横山令くんのミックス、マスタリングの采配も完璧(LFRリリース話の前からたまたま令くんにお願いしてたというのだから面白い)、ゲスト陣のドラムやシンセ、エレピとも昔からの気の知れた友人ということもありバッチリハマってます。 The Flaming LipsやDirty Projectors、Mew、of Montreal、Newtral Milk Hotelなんかも感じたりしましたが、クラシックやジャズからインディーロック、サイケ、パンク、エレクトロニカ。。。様々な音楽を飲み込んだ一切たとえようのないポップミュージックです。 C.PIC COLLAGE氏によるジャケの世界観とカセットテープという媒体もとても合っていて気に入っています。 こちら同日発売のCDはFLAKE SOUNDSから、デジタル配信はEupholksの自主レーベル、euphcrewからのリリースとなります。 辻友貴(LIKE A FOOL RECORDS)
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MIDDLE EDGE / 『Clash Case(7")』
¥1,430
SOLD OUT
オルタナティブとクラシックを融合させる、日本各地のオリジナリティあふれるパンクバンドをフィーチャーするレーベル"DEBAUCH MOOD"よりリリース。 The CureやPublic Image Ltd直系の煌めくUKポストパンクギターと哀愁のメロディ×テンションぶち上げマシンライクな痙攣ビートがめちゃセンスフルであり真にファッショナブルでいなたいグループです! 私的には特にAA面のNot VanishのThe Libertinesにも通ずる、絶妙な甘酸っぱさと寂しさ/グラス片手にゆっくり体を揺らせるここちよいダンスフィーリングがまた最高な7寸盤でございます! - レーベルインフォ - MIDDLE EDGE『Clash Case(7")』 収録: A side 1.Clash Case AA side 1.Not Vanish DEBAUCH MOOD35作目のリリースはMIDDLE EDGE『Clash Case(7")』 過去LOUD SNEEZE/SNEEZE、PERFECTFORM、LATEKNOCKSにて活動してきたメンバーにて2012年頃、東京・茨城近辺にて活動を開始。現在までにFirst DEMO 3tracks CDR、Live in VOID CD、Emotion Freeze 7"、SCRAP VA CD/LP(Mangrove Label)への参加、Vicious Spiral 7"、TVTVとのSplit 12"をリリース。そして2024年、既に名盤と名高いアルバムI Lost My Mind LP(Episode Sounds)が発売され、その到達したHi-クオリティ楽曲の連打・全パートの痺れるアレンジを武器に各所素晴らしきライブを重ねてきているのが、現在このバンドの進捗となっている。 今作はそのMIDDLE EDGEにおける次点、正に『Next Moveに自身達を導く』かの最新7" Singleとして、2025年初頭にリリースされる事となる。 今作に対してメンバーが語るは、 『前作LPまでに培ってきた、暗中にソリッドさせるかのLate 70’UK Punk/Post Punkなどからの影響を確固としながら、ある意味NW色をまとわせ・新たな曲調を際立たせた2曲を用意した』との事。 前作LPがJeopardyのキラー曲などで埋めつくされたかのような充実であれば、それらを維持しながら、インパクトある展開に一気に突っ込んでいくような言葉に違わぬSingle盤として今作は完成されているのだ。 A side。 そこにはXTC、SPIZZENERGI等のNW直前Dance Punk楽曲がCombat Rockに剥かれナイフ一本で突貫してくるような『Clash Case』にて、楽器隊が高度に絡み合うソリッドと体感、リズム立ちにて横殴りされるかの、MIDDLE EDGEとして新たな可能性が示唆されている。 メンバー曰くIDELSなどのように代表される現行にて各時代を上手く飲み込んだPost Punkの影響もあるとの事であり、細部にまで行き届いたアレンジが随所に心地よい波形と共に散りばめられ増幅。 そこから正反対な展開で攻めるAA side。 『Not Vanish』によってThe Sound中期〜後期~Adrian Borlandの各種Workを愛してやまないメンバーにおける理想はここに一つ完成されたといっても良いのではないだろうか。 例えばThe Cure、The Chameleonsまでもを彷彿とさせながら、淡さと豪快が共存しつつBメロにて急転する様は、The Alarm『Marching On』、Another Pretty Face迄もを感じさせるガッツがMIXもされている。 両面踏まえ、ある意味観点を変えればCRASS RECORDS以降生まれたZoundsやPolitical Asylumなどの勢力、『90年代以降の商業的成功関連を現代で捏造するような』面白さ、または独自の語色溢れる空気に独NDWの影に埋もれつつあるother side(Die Toten Hosen、Abwärtsとか?)をフラッシュバックする人もいるかもしれない。 様々に肉薄した甘美と豪快さが掛け合わさっているこの異物感こそが、所謂70's Punk Styleのシーンにて長く活動を続けてきたMIDDLE EDGEとしての意味、ないしは勝ち取ってきた価値なのではないだろうか。 各面1曲ずつの収録とは思えないほどに複雑に絡み合った編曲性と熱いセンスが交錯する今作。そこに収録されるはUK音楽を主軸に置きながらも、土着の独自性が大らかに個性として満ち溢れたThis Is Asia,(NOT Euro-American)におけるこの島国での『Late 70’ UK Punk/Post Punk Influence』狭間でインスピレーションを爆発させるMIDDLE EDGEにおける珠玉の2 Songsがボリュームとして存在する。 非常に満足度高い内容となっているので、是非とも現物として楽しんでいただきたい。 ※今作はレコーディング・アートワークデザインまで全てバンドメンバー自身にて完結。バンドの地力の強さを体感できる音源内容は当然として、露芸術革新運動期を彷彿とさせる各種アートワーク発想も一つ見所となっている。
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In Morfine Sugar / late submissions(CD)〝東京〟
¥1,000
The Jesus and Mary ChainミーツTeenage Fanclubともいうべき攻撃性とポップなメロディが非常に爽快。 フィードバックノイズとグライドギターがループすればするほど酩酊感と孤独が夜の海に攫われていくような甘~い名曲「星の砂」に特に浸ってほしい、、、! RIDE、slowdiveなど寂しさをまとうシューゲイズ、LUSHやAdorableなどの青春の儚さを軽やかに描くシューゲイズなどなど90'sクラシックなメロディラインを日本語リリックにとてもナチュラルにトレースする異才・ギターボーカルdemechanの甘い青年ボイスに胸を焦がされる4ピースロックバンドです! In Morfine Sugar / late submissions 1. Be the guy 2. Star Child 3. Windy 4. 星の砂
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Magic son / 転部(CD)
¥1,320
サンプラー/パッド/シンセをベース&ドラムのリズム隊が巧みにリアルタイムプレイをしながら、ディズニー映画の劇伴かはたまたKing Crimsonをも彷彿とさせる壮大な異世界へと連れ去る一大ミュージカルプログレッシブロック3ピースバンド。 ゲームでバグが画面を埋め尽くすような少し怖い世界観と、美しいエレクトロニクスとビート(A.G.Cookの最新作「Britpop」にも通ずる尖りと心地よさが同居するバウンシーなプログラミングとシンセサウンド!)をモチーフにとても日本らしい侘びサビを表現するのがこれから20年代後半を担う新世代感満載でとてもワクワクさせるグループです。 サカナクションやくるり、たまなどすこし捻じれた感情を日本語ロックオーケストラとして形にしてきた先人たちの遺伝子を受け継ぐ野心作!5曲収録。 1.コンピュータ脳 01:23 2.チャイルドライン 04:35 3.白い宇宙 05:59 4.遠くの祭囃子[転部version] 04:57 5.秘密の花園 04:06
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eveparty / phthalo green(CD)〝札幌〟
¥2,000
高らかにファンファーレのように祝祭的に鳴り響きながら、どうにも拭えない寂しさの肩をそっと抱き寄せるような優しきシングアロングパートやツインギターにうっとりしてしまう。 北海道のバンドということで想起せずにはいられない、the pillows山中さわおさん彷彿な非常にハンサムで誠実な美声ボーカルは最大の聴きどころです! カントリーな風景が浮かぶ枯れて粘るグルーブとセピア色なコード感には、By the way 期のメロウなレッチリ好き/はたまたRealestateみたいな甘酸っぱいインディファンにもお薦めしたいです。 もちろん、下記レーベルインフォにあるとおりなエモ&インディポップ好きには完璧にマッチ!eve partyを流しながら、今日のスニーカーやコートを鏡の前で選びたくなるような穏やかな昂揚感がいっぱいの作品です! ARTIST : eveparty TITLE : phthalo green LABEL : LIKE A FOOL RECORDS / LFR032 FORMAT : CD RELEASE : 2024.11.15(Fri) PRICE : ¥2,000(tax in) - レーベルインフォ - 札幌のティーンエイジファンクラブことevepartyの2ndアルバムがLIKE A FOOL RECORDSよりドロップです! 2019年、Ag/Voエガワ(Hex in Flux/ex.Discharming man/ex.TAXIS'75 etc)中心に、Drトリヅカ(メラリンコック etc)、Gtデンスケ(ex.Discharming man/ex.SPIRIT PAGE etc)、Gt/Voハシヅメ(Discharming man/MY CHORD etc)、Ba/Voオキタ(ex.THE★米騒動)というメンバーで結成、2019年にLFRから1stアルバムを緊急リリースしたわけですが、その後流行病の影響/全員忙しいマンということもあり、そのまま自然消滅もありうるな、、、と思っておりましたがそんな心配は全く、メンバーの仲の良さと制作意欲が見事勝り、2024年ついに2ndアルバムをリリース!!! 現在はBaモリシ(YOU SAID SOMETHING/NOT SUNCHILDS)が加入により6人体制(オキタはライブ活動お休み中)へ、2nd制作にあたりデンスケ氏のみ遠隔リモートでスタジオへ参加という無茶の中、今回もハシヅメ氏と息の合いまくったツインギターフレーズ、鉄壁バンドアンサンブルは健在、1stの熱量そのままにさらにメンバー同士の理解がさらに深まったかのようなそれぞれがより自由でユニークなアプローチを(にしてもハシヅメはやりすぎではないか?というくらいのギター)、そしてエガワ氏の変わらぬ純粋な音楽愛家族友人愛が溢れたハートウォーミングなヴォーカル、普遍的メロディー、シンガロングコーラス、eveparty節が完全に確立したアルバムとなっております。 唯一の日本語コーラスが光る"Color coding"では小樽モンパルナスの平山姉妹、他にもイブパファミリーをゲストに迎え、北の大地の音楽シーン全体を巻き込んだ作品。 Teenage Fanclub、Superchunk、そしてやはりBloodthirsty Butchersへのリスペクトももちろん。 bandcampにて2曲配信中 https://eveparty.bandcamp.com/album/phthalo-green [tracklist] ① Bassman ② Like a dream ③ Cut fine song ④ Not but either ⑤ S.W.Y ⑥ Crescent ⑦ If you leave here ⑧ Dear you ⑨ Color coding ⑩ Halo