〝東京・世田谷〟PROM / PROM - すてきなゆめを RAFT-015 (CD)
¥2,000 税込
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- 東京の3ピースパンクバンド"PROM"はレベルミュージックだ -
クラストパンクに迫る強烈なディストーションギターで、アグレッシブさとブルージーな哀愁の必殺ギターソロを弾き倒すGt&Vo・ソングライターの丹下氏。
彼らが2017年結成当初に指向していたKyussやFu Manchuなどのヘヴィ&メタリックなストーナーサウンドや数々のエクストリームミュージックからインスパイアされた痛みや怒りを顕わにする楽曲の数々は、社会と生活の中で日々生じる軋轢・葛藤をスクリームし訴えてきた。
と同時にLeatherfaceなどUKメロディックのナイーブさを感じる美しいメロディに乗せて歌われる、90年代日本語ロックのtomovskyや真心ブラザーズといった詩人たちに通じるとても内省的でユーモラスでペーソスも効いたクスッとほろっとさせるリリシズム溢れる日本語詞。2023年9月にリリースされる本アルバムはそんな、自身の内面に焦点をあてた爽やかさと寂しさが吹き抜ける秋風のように軽やかな快作となった。
怒り。つまりは"反抗(rebel)"。"労り(sympathy)"。それは優しさ。
社会の不正にも路上で目に入ってくる不誠実にも哀しみを思えるからこそ、仲間・家族・困難な状況にいる人々への思いやりが生まれる。
それらは相反せず表裏を一体にしていて同じように大切に抱えていてよいと、PROMの楽曲をライブでヘッドフォンで体感するたび私は実感し再確認できます。
本作のラストを飾りアルバムタイトルともなるソウルミュージック・ナンバー「すてきなゆめを」のベースラインに特に耳を傾けてほしい。柔らかくグルービーで穏やかなメロディに体を委ねれば、逆境の中でも微笑みを取り戻せる。
- 話しは変わり、Vo丹下君とBassみやたけ君はスケーター。今日もクルーズしてはクラブや居酒屋、レコ屋やライブハウスへ向かっている(はず)。 -
もしあなたがぐっすり眠れずまだまだモヤモヤが頭をかすめているなら...ふたりがストリートを滑走しオールドスクールトリックを小粋にメイクする収録曲MV「建前上」を観てください。
スケートができなくてもNo問題。欲望も青春も労働もすべてが渦巻く、「街」へと繰り出すワクワクと勇気が湧いてくるはず!!
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https://twitter.com/promtheband1
▼instagram
https://www.instagram.com/prom_the_band/
RAFT-015
PROM - すてきなゆめを(CD)
店頭販売価格:2000円(税込)
【レーベルインフォ】
結成6年目となる東京のパンクバンド"PROM"の7曲入セカンドアルバム「すてきなゆめを」をリリース。メンバーチェンジや活動停止を経て、2022年夏にレコーディング開始。これまで愛聴してきた70sパンク、USハードコア、ストーナーロック、ソウルのサウンドに古き良き日本語ロック、フォークの影響を自己流に落とし込んだアルバム。
Recording,Mix / JUN(Hazy Sour Cherry)
Mastering / Taira(Swithblade,Weave)
Photo / Miki Iwakami(Alaska Doughnuts Club)
Cover Artwork / dbstr
Design / Kiichiro Tange(PROM)
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